![株式会社クラウダー](https://clouder.co.jp/wp-content/uploads/2022/10/My-project-1-4-1024x1024.png)
「人は歩みを止めた時に、そして挑戦をあきらめた時に年老いていく」
クラウダー立石でございます。
冒頭で抜粋したのは先日逝去されたアントニオ猪木氏の引退試合でのスピーチから引用させていただきました。
プロレスラーとして初めて旭日中綬章を授与されたことでも先月話題になりましたね。
長寿大国と言われる日本ですが猪木さんの仰せの通り、仕事や趣味を継続しているご高齢の方はしっかりとされていて、見た目も若い方々が多いように感じています。
プロレスは戦後の日本に於いて街頭テレビから人気沸騰し、力道山が空手チョップで外国人選手を次々に倒していく様子に老若男女問わず多くの日本人が熱狂しました。
1980年代にはお茶の間で毎週金曜日20:00からプロレス中継が放送され、今も事あるごとに語り草になっているアントニオ猪木vsモハメド・アリや、二次元から飛び出してきたタイガーマスクの空中殺法などで人気を博し、そこから各スター選手が新団体を設立し枝分かれしながら、1990年代は大仁田厚さんが設立されたFMWでのデスマッチ。
地方に特化したみちのくプロレスや大阪プロレスなどに派生していきます。
2000年代に入ると全日本プロレスから大量に選手離脱しNOAHの設立、PRIDEを始めとする総合格闘技ブームなど様々な要因で一時衰退しますが、2010年代に入ると新日本プロレスを中心に人気再燃。
2020年代は各団体の交流が増え順調にファンを増やしているように思います。
話は変わりまして2023年現在、弊社も例に漏れず言えるのですが、各業界に於いて軒並み独立ブームが起きていると感じています。
自治体によるスタートアップ促進、コロナ禍前後での働き方の変化。
インボイス制度スタートによる個人事業主のデメリットなど書ききれないほどの様々な要因が挙げられますが、栄枯盛衰を繰り返すプロレス業界同様にどんな市場に於いても必ず波があるように感じています。
そんな中で大切なことは悪い流れの時にどう動くかに尽きると思っております。
トレーニングなどでダメージを受けた肉体がそれに耐えうる筋肉を形成しようと肥大化して再生するように、全ての物事に必ずある側面を把握してより強固なものに修復することが重要であると考えます。
つまり日々の生活の中で良いことも悪いことも多々ありますが、全ては筋肉が解決してくれるということですね。
猪木さんは新日本プロレス設立、異種格闘技戦の実現、政治家への転身、国際交流やエネルギー問題の解消などありとあらゆるチャレンジを生涯継続されていました。
それらが礎となり後世に残した影響は「猪木イズム」と呼ばれています。
ジャイアント馬場さんが提唱した「明るく楽しく激しいプロレス」と呼ばれる「王道プロレス」かたや「実力至上主義」と呼ばれる「ストロングスタイル」で一世を風靡した猪木イズム。
どちらが正解とは言えないですが様々な感情を露わにしながらリング上で表現するプロレスは、相手の良い部分を引き出して技を受けきった上で勝利を目指す美学含めて多くの方を魅了するのだと思います。
さて、先日弊社HP内でもお知らせしましたが弊社は「NPO法人九州プロレス」への協賛をスタートいたしました。
![](https://clouder.co.jp/wp-content/uploads/2023/02/IMG_2245-scaled-1.webp)
幼児や不登校児、高齢者、障がい者などへのサポートを中心に地域を活性化していくことを目的とする世界初のNPO法人プロレス団体である九州プロレスさんは、前例の無いビジネスモデルであり地元企業の協賛による無料イベント試合開催での集客力は目を見張るものがあります。
個人的には中学時代の同級生でもある「桜島なおき」選手の人格が素晴らしいので、2014年から定期的に家族で会場に足を運び応援していますが、世界的に名を馳せた「TAJIRI」選手が先月に入団し現在新人募集をしているようなので、興味がある18〜26歳までの方はぜひ応募されてみてください。
2/21には武藤敬司選手の引退試合が東京ドームにて開催されます。
「笑ってはいけない」シリーズのビンタでお馴染みの蝶野正洋選手、「時はきた、それだけだ」でお馴染みの橋本真也選手含めて「闘魂三銃士」と呼ばれていましたが、とくに90年代のそれぞれ全く異なるレスリングスタイルで観客を魅了する姿は今も鮮烈に覚えています。
ただし現代のプロレスも負けず劣らず素晴らしいことは強くお伝えさせていただきます。
武藤選手の引退試合、会場に行けない方はABEMAでPPV購入できるようなのでぜひご検討されてみてください。
ちなみに私の好きな技は「ピープルズエルボー」になります。
この長い前置きが最高です。
今やハリウッド俳優として大成されているドウェイン・ジョンソン氏が、「ザ・ロック」と呼ばれていたプロレスラー時代の映像になります。
現役時代よりも最近の体型の方がより大きくなっている気がしますね。。。
最後に、「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉があります。
何かの縁でこれを読んでいただいた皆様、何にも代えがたいのは健康です。どうか日頃からお気をつけください。