【コラム】株式会社クラウダー社長コラム[№1]

株式会社クラウダー

「社会があって自分がいるんじゃない。

自分という人間があってこの世界があって社会があるんだ。

1人1人の命があってこそこの社会があるんだ。

1人の命こそ一番大事なんじゃないか」

株式会社クラウダー立石です。

こちらでは私が業務時間外でインプットしたものをアウトプットしていきたいと思います。

上記抜粋した言葉は先日1/8にKBCシネマにて桜井昌司さんが仰っていた言葉です。とてもいい映画と対談でしたのでご紹介させていただきます。

桜井さんは1947年1月24日生まれの75歳。

1967年8月に茨城県で発生した「布川事件」と呼ばれる殺人事件に於いて、無実の罪により容疑者として逮捕、拘留された後に千葉刑務所へ収監。

  • 20歳から49歳までの29年間を冤罪で獄中生活を過ごされ、
  • 1996年11月に仮釈放
  • 1999年7月に結婚
  • 2005年9月に再審開始が決定
  • 2011年5月に無罪判決
  • 2012年11月に国家賠償を求め東京地裁に提訴
  • 2021年9月に国を相手取り賠償命令の判決確定し完全勝訴

この通り壮絶な人生を歩まれた桜井さんの発言は全てが印象的です。

「刑務所に入ってよかった」「警察や検察を恨んでいない」

警察から心理的圧迫による無実の罪の自白を強要され、

早期事件解決の為に証拠を隠蔽、捏造された被害者の言葉とは思えないほど、過去に囚われず前を向いて次世代の為に今後同様の事態が発生しないよう、

現在も無数にある冤罪を未然に防ぐ為の法改正を訴えるなどの活動を実施され、今も全国を飛び回る桜井さんの果てしなき戦いは続いています。

さらに桜井さんは2019年9月にステージ4の直腸ガンを発症。

既に肝臓へ転移しており手術不可能で余命1年との宣告を受けられ、抗がん剤治療などを拒否しご自身で食事療法、胸板浴などを実施。

余命宣告から3年4か月が経過した今、転移していた肝臓ガンは消滅している事が確認できたようです。

それらをドキュメンタリー形式で映画にした「オレの記念日」が現在公開中となります。

【公式サイト】:https://oreno-kinenbi.com/

常人では耐え切れないような出来事が次々に襲い掛かる桜井さんは、

不運は不幸ではない」「人生は一度限り、今日は一日限り」

とおっしゃっており、これらの出来事は全て「記念日」として詩にされている強靭な精神の持ち主です。

警察、検察、裁判官とはいえ誰しもが皆人間であり、人間であれば必ず誰しもが間違いを起こす事は当たり前ですが、大切な事は間違いを間違いと認めて今後にどう活かすかに尽きると思います。

日々生活していく中でいい事も悪い事も数珠つなぎのように連鎖しています。

当社としても業務を遂行していく中で本当に様々な事が起きますが、全ての事象は企業として成長していく為のチャンスと捉え、過去を振り返らず未来の為に数ある選択肢の中から常に最善を選定していきたいものです。

桜井さんの発言を聞いて思う事は、自分自身ではなく他者の為に常に行動されている印象を強く感じます。

私どもが行っている「マーケティング」とは「顧客の欲求を満たす為に企業が行うあらゆる活動の総称」となります。

ご縁のあったお客様の立場で常に考え続け、何がお客様の為に最善であるかを自問自答し、それらに関わる従業員にとってもプラスになる判断を自分自身が出来るよう、あらゆる事象に対して当事者意識を持って微力ながら邁進して参ります。

以下、桜井さん関連の動画を簡単にご紹介させていただきます。

株式会社クラウダーでは複数のWEBメディアを運営しておりますが、弊社公式Youtubeチャンネルにて桜井さん及び金聖雄監督の対談を公開予定となります。

2/7追記

YouTubeを公開しました。

公開次第改めて更新させていただきますのでお楽しみにお待ちください。

追伸

私は2022年8月、右耳下腺に約1cm程度のシコリを確認した為、受診したところ当初は良性の腫瘍との診断でした。

念のため詳しく検査したところ血液のガンと呼ばれる「悪性リンパ腫」と診断され、即手術を行い幸いにも大事に至る事はありませんでしたが、もし発見が遅れていたら当社を設立する事も無かったと思います。

単なるタイミングの問題と言われればそれまでではありますが、間違いなく「不運も不幸ではない」と思える出来事でもありました。

桜井さんと直接お会いしてパワーをいただきましたので、さらにそのパワーを周囲に届ける事が出来ればと思い、今回のコラムを掲載させていただきました。

可能な限り週次で更新する予定ですので、何かを感じていただいた方は改めて閲覧いただければ幸甚でございます。

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